Lamb's Memory

私のことを少し紹介させてください。

私は雪深い地で誕生しました。

両親はとても大切に育ててくれました。

私には姉が1人いるのですが、
私が物心ついた時の姉の印象といえば
ジャイアンでした。
恐くてあまり近寄りたくありませんでした。
しかし姉が高校卒業後進学を期に
地元を離れた頃から歳を重ねるたびに
優しくなりました。
今では良き理解者であり、とても仲良しです。

子供の頃はとても小さかったです。
超スーパー早生まれのため、
同じ年の子供に比べて小さく、
かなりの少食で食べれば吐くような子供でした。
今はその反動ですね。
でも相変わらずお腹は弱いです。

そして一人遊びが大好きでした。
近所に同じくらいの年の子がいなかったし、
自ずと一人遊びを覚えたのだと思います。
でも公園にはよく行っていました。
ブランコが好きでずっと乗っていました。
公園にいる他の子の誘いも断るくらいブランコ狂で
当時から驚くほどコミュニケーション能力が
ありませんでした。
今でも一人遊びが大好きです。

幼稚園の頃は泣き虫で男の子に
追い回されるという恐怖の毎日でした。
好意とか好きだから意地悪しちゃうとかではなく
ガチのやつです。たぶん。

思い出と行っても遠足は当日必ず具合が悪くて
楽しかった記憶もないし、
いつも何だか恐がりでどこか不安でした。

唯一のエピソードといえば、
年長のクリスマスです。
幼稚園はカトリックだったので、
毎年クリスマスになると聖書を元に
劇をやりました。
ヨセフ様、
マリア様、
羊飼い、
天使、
ナレーター等
たくさんある役の中でやりたい役を
挙手制で決めます。
定員オーバーのところは総選挙でした。

私は天使になりたかったのです。

しかし、、、
マリア様と天使の区別がついていなかったので、
とりあえずマリア様で挙手してみました。

そして私が勝ち取ってしもたのでした。
それでも私は天使がよかった…

なんて言えない空気が
気づいた時には漂っていて
主役マリア様を演じることになりました。

まさに人生のピークでした。
きっと貪欲になりすぎたのでしょう。
だから忘れられないのだと思います。

でも今でも言いたいのは一つだけ。
私も天使の羽つけたかった‼

つづく